2006年08月29日

斜眼帯を付けた金魚(其の2)

斜眼帯を付けた金魚(其の2)
動物園通りの小高い山頂の公園からは、横浜スタジアムと港が手に取るように見える。この動物園通りの両側に佛具店が多く密集している訳は何だろう。不思議だ...
JRで来たのに目の前に又JR、目頭を押さえてもう一度見直しとJRA、中央競馬会場外発売所横浜ウィンズ5階建ビル、人が多いはずだ。
10月28日は、東京競馬場で天皇賞レース(G1)があり、勝馬投票券を買い求める人が集まっているからだ。
地方競馬から中央入りした「オグリキャップ号」が人気があるらしい。 私が、「オグリキャップ」の名を知ったのは、某デーパートで、緑の覆面をした馬のヌイグルミが、10番オグリキャップと小さく書いてたのを記憶していたからである。
 長者橋を渡り五分も歩くと、イセザキモールの歩道が目にはいる。 伊勢佐木町の繁栄を語るには、明治初めの文明開化に逆上らねばならない。
横浜で伊勢佐木町が繁栄したのは、見世物興行地区に指定された事にあるらしい。
牛鍋を遊廓帰りに食わなければ文明人で無い、と言った町。 芝居と共に栄えた伊勢佐木町も一時は、横浜西口に客足を奪われたが、終日歩行者天国のイセザキモール商店街の改革、電線の地下設置、敷石、歩道の植え込み、からくり時計等で、再び栄えたのは、時代を先取りした商店街の心意気だろう。
 首都高速横羽線を眼下にみながら吉田橋を渡ると、馬車道に通じるが、この橋も昔は誰もが自由に行き出来なかったのだ。
ガス燈を見ながら、赤煉瓦の歩道を歩く気分は、言葉で伝える事は難しい。こればかりは、是非貴方も自分で経験して欲しい。
 「私みたいに履き下ろしのウォーキングシューズを履いて...」  横浜は、文明の先端を行った町で、日本で最初の物が数多くあり、今では夏冬口にすることが出来るアイスクリームの発祥地もここ横浜だ。



Posted by zinzin at 11:57│Comments(0)
 
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