2006年10月25日

雲の話

雲の話
雲が雨を降らそうと下を見たら、子供たちが楽しそうに遊んでいたので、止めました。
暫らく飛んで、また雨を降らそうと下を見たら、お婆さんが洗濯をしていたので、雨を降らすのを止めました。
雲は一人悩みました。
自分はなんて役に立たないのだろう。
自分なんか、いてもいなくてもいいんだ、と悩んでいた時下から、雲さん雲さん雨を降らしてチョウダイと手を振っているのが見えました。よくよく見るとそれは、野菜さんたちでした。
雲さんは喜んで雨を降らしました。
そうです。この世の中には不必要なものなど無いんです。
必ず世の中の役に立っているんです。
当然人間だって、一人一人必ず役に立っているんです。
自分をもっと大切にしよう。





Posted by zinzin at 11:47│Comments(0)
 
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